これもすべて再利用である。そもそもこの程度の小さな板、使わないと思われていたようでどこに入っていたのかは番付を記録してないので、すでに今となってはわからない。そこで合いそうなものを眼検討で見つけつつはめ込んでいく、というのが今日出くわした作業である。
昨日掛けた、内掛け梁、どうも具合がよくないらしくやり変えていた。
曰く、「人間と同じで時間がたつとガタがくる」とか。うまく合うようにこの足場の上で加工し、そして再度載せ換えた。
手間がかかる、と思うか、それとも手間をかける、と思うのかは大きな違いである。今回、1年近い期間をO設計室の大沢さん、加々美さんと費やしてきた。手間がかかった、と思う反面、こうして徐々に形になってくるのを見ると手間をかけてよかったと正直思う。大工さんの手仕事は、手間をかけているのがよくわかる。これは基礎工事の岩本建設さんのときもそうだが手間をかけていい仕事をする、という姿勢を見習いたい。すべてがマニュアルを好む私としてはやはり手間がかかるほうがいいのだ、手間をかけたのだと思うようにしたい。
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