2009年3月10日火曜日

地震退避場所はお風呂

天候が不安定ではあるものの、その合間を縫って基礎工事は着々と進められている。
現場には、雨でなく仕事が都内であったりしなければ毎日通うようにしており、朝職場に出勤する前に出向いている。
べた基礎第1弾、から少々時間がかかってしまったが、この第1弾が終わってから立ち上がっている外枠に向かうと思いきや、内部の風呂場の壁に工事は進行した。素人ながらこの我が家の風呂場、なんと頑丈な作りだろうか、と思ってみていたのだが、基礎工事の職人さん曰く、「こんな丈夫な風呂、見たことないね、地震になったらお風呂に逃げ込んだがいいよ」、とのこと。そうか、そんなに丈夫だったか、と納得した。しかし、今朝は設計士さん登場で、彼曰く「ユニットバスを使ってないので、O設計室としてはいつもこのくらいの丈夫さ、で行きたいんですよね」とのこと。これもまた納得。
現場で眺めながら、会話を聞いているとその端々からわかることは、図面通りにどうやって仕上げるのか?そこが職人の腕の見せ所、だということである。基礎工事の合間にも、工務店の大工さんと唸っていることもしばしば。ちょうど今週頭には、設計士さんと工務店の大工さんが鶴岡の渡部工業に材木とその加工方法など視察に行ったのだが、余った材をどこに使うか、ということで大黒柱を上り框に、二つ割りにして使う、なんてことが急に決まったりしたもんだから、玄関先の基礎工事もアンカーボルトを今日目の前で、やめやめ、てな具合で変更になった。そんなこんな、毎日毎日設計図通り、かつその後の工程がスムーズにいくように、ということをたぶん職人さんは考えながらやっているのだろう、と勝手に想像している、ここ数日である。

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