株式会社ダイサン、が初めて作ったと書かれているが、以前からいたるところにビケ足場の置き場に気が付いていた私としては興味があった。土曜日に現場に着いてみるとすでにビケ足場が荷降ろしされて、飯村さんの指示を待つばかりだった。
東京ビケ足場さん、から二人の職人さんが来てくれている。聞いてみるとこの大きさの足場を二時間半で組み上げるというから驚き。設計図を見ながら、きちんと玄関、窓などに足場がかからないように配慮しながら、次々に足場を組み上げていく。ハンマー一つでどんどんと組んでいくのは面白い。どでかい、LEGOのようだ。これは男なら、一度はやってみたくなる作業だな、と思った。ビケ足場で作る構造物選手権、なんて面白かろう。さまざまな組み合わせで空想力がたくましくなりそう。
ハンマーを片手に作業を進めるが、ふとハンマーを保持するベルトに目がいく。ハンマーをすとんと滑らせてホルダーにさしているが、よく見るとハンマーがしゃきーんと入ってもバネのクッションで衝撃が和らぐような構造になっている。たいしたもんだ。
ここでも、きちんと持っているものと作業に意味がある、ことを実感する。来ている服装とやっている作業に、脈絡のない私はこの通り。たまった水をかき出す作業をよそ行きの洋服でやっている有様。
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