2009年2月28日土曜日

雨降って、コンクリート固まらず

ようやく、基礎工事に突入したが天候がいまいちである。杭打ち工事が終わり、基礎のための穴堀り。相当に深いなあ、と思います。出した土はあとでほとんど埋め戻せる計算ですが、はたしてうまくいくのか?翌日雨が降るとのことで急いでましたが、捨てコンクリート打ちのときも、ぽつりぽつりと雨が降っており、職人さん泣かせ。雨のなかの作業ご苦労様です、と思います。

捨てコン打ちが終わると次は、そこに鉄筋を組む配筋工事、見に行くと2割ほどできていましたが、残りは持ち越しのようです。この鉄筋をくむ作業は、小さな針金をうまくねじり合わせてくるくると巻きつけていくだけですが、相当の技量がいるように思います。だんだんと基礎が進んできましたが依然天気が心配です。来週もいまいちの天候のようです。







2009年2月12日木曜日

あっという間に1年、そして工事開始

ブログってものを毎日毎日、書ける人が信じられない。あっという間に1年である。この調子では、次回ブログを書くときには家ができていそうだ。

昨年、2008年1月に土地を見つけてからというもの約1年をかけて建築家とともに設計に時間をかけてきて、ようやく工事までこぎつけた。今住んでいる我が家の周りには、すでに建っていた家が取り壊しになり、あっという間に数軒が立ってしまい人が引っ越してくるのを何度も見ているが、それに比べればゆっくりゆっくりのペースである。

古民家に住みたいとずっと願ってきたが、ようやく具現化するっていうことが信じられない気もするが、どんどんと形になっていくことに期待が膨らむ。

まずはともあれ、地鎮祭である。土地に宿る神にお供えをし、大工、左官はじめ皆が安全に工事を遂行できるように祈願する。日頃の行いが悪かったか当日は雨、しかもかなり強い雨。大工の棟梁、飯村さんがテントを前日から準備してくれたからこそ無事に終えることができた。

そして、いよいよ基礎工事。我が家の土地は斜面になっているため、南側数mが埋め戻しの盛り土である。また許容範囲にはあるが、少々部分的に地盤が弱いところがあることがボーリング調査でわかっていたので、基礎の下に杭を打っておくことにした。それが2009年2月10日の朝8時から始まった。この杭打ち、非常に面白かった。

2.5mから5.5mの杭、Φ138mmの鋼管をねじ込むのだが全く手がかりのない、パイプである。どうやってこれをねじ込むのか不思議に思っていたら、作業の人たちは当たり前だが手馴れたもんで、3 x 5cmくらいの鉄の塊を、パイプの上下にアーク溶接で溶接した。これが回転モーターの先にひっかかって、そして地面に打ち込まれる側はこれが土を掻いて、潜っていく。よく考えたもんだ、と思いながら溶接って強いんだなあ、と素直に感激した。

杭打ちが終われば、今度は基礎工事。べた基礎ですが、どうやって掘って、流して、固めて、って手順が進んでいくのか実際のところは知りもしないので、じっくりと楽しませてもらおうと思っている。