2008年2月26日火曜日

さて、持つべきものはやはり金

いきなり話の途中から、ブログをつけることにしたが、ことの発端と経緯は暇をみつけて時系列を遡って記録することにしよう。

やはり、持つべきものは金か、と思いたくなる、自己資金。銀行融資を優遇税率で受けるには、自己資金額20パーセントを用意しなければならない。土地にも、家にも20%である。これがなかなか厳しい。土地はすでに仮契約済み、上に建てる家の見積もりをともに「土地」のための融資申請をうけなければならない。なんとも変な話である。変な話はいたるところに点在している。たとえば家の建築費用に関して融資を受けるわけではあるが、工事費には大工さんらの工賃が当然含まれている。ところが設計管理費用、とよばれる建築家、設計士に払われる金額に関しては融資が下りない(ことが多いらしい)。体を動かし汗水たらす労働には融資が下りるが、知恵を絞って頭を悩ませ苦しみぬく、という頭脳労働に対しては銀行は融資をしないらしい。脳は肉体の一部であって、肉体もまた脳であるという昨今の認識からは程遠い。頭脳労働は労働にみなさない、というようにも聞こえる。銀行窓口の対応に賃金を支払うのはばかばかしく思えてしまう。

さてこれまでの経緯

2008年1月 初めて土地を見に行く
2008年1月 再度土地を見に行く
2008年2月5日 建築家と一緒に土地を現地調査。茅ヶ崎市役所に出向いて各種の建築確認申請書などをチェック
2008年2月 不動産屋に出向く
2008年2月 不動産屋と仮契約を結ぶ
2008年2月9日、10日 親友宅の、「いい家は無垢の木と漆喰でつくる」の現物を視察しに行き泊まる
2008年2月16日 銀行に融資必要書類を申請
2008年2月24日 建築家と自宅で打ち合わせ。このとき数回分の基本設計を数時間で練り込む

なかなか大変である。

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